ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro レビュー:読書と動画視聴に最適なコスパ最強8インチタブレット

レビュー
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Alldocube iPlay 70 mini proを購入してから半年、家用タブレットとして使い倒したのでレビューしようと思います。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro タブレット8.4インチ MediaTek Dimensity MT8791 タブレット Android 15 90Hz高リフレッシュレート 4GLTE 1920×1200解像度 16GB+256GB+1TB拡張 6050mAh PD18W 6軸ジャイロ WiFi6 BT5.4 WidevineL1 タブレットアンドロイド

総評:小型だけど侮れない、小型タブのコスパ代表

Alldocube iPlay 70 mini proは、「安いのにここまでやれるの!?」と驚かされる、掘り出し物系の小型Androidタブレットです。

画面サイズは8.4インチとコンパクトながら、90Hzの高リフレッシュレート対応ディスプレイを搭載。解像度も高く、映像がシャキッとキレイ。しかもSIMカードを挿せばLTE通信までできちゃうので、動画視聴や電子書籍、ちょっとしたゲーム用として使い勝手がめちゃくちゃ良い感じ。価格を考えたらコスパはかなり良いです。

特に良いなと思ったのは、見た目以上に明るくて発色のいいディスプレイと、片手でもラクに持てる軽さ(約310g)。しかもSIMフリーで外出先でも通信できるって、通勤中や旅行先での使い道が無限に広がります。

ただし、完璧ってわけじゃありません。ゲーム性能は期待していたほど良くないですし、スピーカーの音質は最悪なので、こだわる人には物足りないかも。また、OSアップデートの継続性やソフトの安定性にも若干の不安はあります。気になる人はそのあたりもチェックしておきたいところ。

とはいえ、通勤時のYouTube視聴や電子書籍、カーナビ代わり、レトロゲームエミュなんかのライト用途なら、これ一台で十分すぎるほど。価格を超えた満足感を味わいたい人には、かなり“アリ”な一台です。

Alldocube iPlay 70 mini proの評価ポイント

スペック:日常動作は超快適。ただし3Dゲームは無理

Alldocube iPlay 70 mini Proは、一言で言えば「持ち運べるエンタメ端末の完成形」。8.4インチという絶妙なサイズ感に、ギュッと詰まった性能が魅力のAndroidタブレットです。

裏面は金属パネル。側面はプラスチックなのが少し残念

まず手に持った瞬間、金属製ボディのひんやりした感触が心地よく、意外と高級感があります。重さも約310gと軽量で、片手でずっと持っていても疲れにくいのが嬉しいポイント。通勤中の読書や動画視聴にもピッタリです。

SoCにはMediaTek Dimensity MT8791を採用し、物理8GB+仮想8GBの計16GB RAM構成。日常使いはもちろん、マルチタスクでもモタつくことなく快適に動いてくれます。ストレージは256GBと十分な上に、最大1TBのmicroSDにも対応しているので、動画もゲームもたっぷり保存OK。

ただし、具体的なスペックに関しては動画視聴や読書向き。ゲーム性能は期待しないほうが良いです。

パルズゲーなら3Dでもまあいける

ネットサーフィンやエンタメを楽しむ程度であればかなり快適。MT8791チップのベンチマーク自体は中堅クラスですが、90Hzの滑らかさと軽快な操作感が合わさることで、想像以上にサクサク動くのがポイントです。

ただし、原神レベルの3Dゲームは設定を下げてもかなり厳しいです。プレイできるのはせいぜい2Dゲームまでで、パズルゲーやRPGなんかはギリOK。ゲーム目的であれば他のタブレットを選ぶのが無難です。

■ iPlay 70 mini Pro スペック

特徴詳細
モデル名iPlay 70 mini Pro (T813)
OSAndroid 15(ALLDOCUBE OS 4.0)
プロセッサーMediaTek Dimensity MT8791
RAM16GB(8GB 物理 + 8GB 仮想)
内部ストレージ256GB UFS 3.1
ディスプレイサイズ8.4インチ
解像度1920×1200(FHD+)
リフレッシュレート90Hz
輝度450nits(標準)
バッテリー6050mAh
充電PD 18W急速充電(20W充電器付属)
接続性4G LTE(デュアルSIM)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS
ポートUSB 2.0 Type-C
サイズ202.7 × 126 × 7.3 mm
重量約310g
センサー6軸ジャイロ、光センサー、重力センサー、高振動モーター
生体認証顔認証
カメラ背面13MP(AF)、前面5MP

ディスプレイ:90HzかつFHD+で文句なし

iPlay 70 mini Proは多くのレビューで「画質がめちゃくちゃキレイ」と評価されている通り、この価格帯にしてはディスプレイ性能が高いです。

FHD+解像度と平均431nitsの明るさのおかげで、屋外でも画面が見やすく、YouTubeやNetflixも快適。視覚的な満足感はかなり高めです。

漫画が最適サイズ

さらに、90Hzの高リフレッシュレートに対応している点も◯。ウェブ閲覧やSNSスクロールがスムーズなのはもちろん、縦読み漫画のページ送りもサクサク動くため、「読みやすさ」に関しても抜かりなし。

とはいえ完璧というわけではなく、「赤色が強すぎて肌が不自然に見える」「線がギザギザして顔がぼやける」といった指摘も一部あります。これはディスプレイの色再現性よりも、パッと見の美しさや滑らかさを重視したチューニングの影響と考えられ、ある意味“見た目勝負”な作りとも言えるかもしれません。

オーディオ:スピーカー音質は妥協点、配置が最悪

正直に言うと、スピーカーの音質はイマイチ。スピーカーが片方の底面に寄っているため、横持ちで動画を楽しもうとすると左右どちらかからしか音が出ない状態になります。

底面に集まっているスピーカーくん

他の方のレビューでも「こもってる」「迫力がない」と酷評されることが多く、動画視聴やゲームを本気で楽しむならイヤホンや外部スピーカーは必須レベルです。なお、3.5mmのイヤホンジャックは非搭載なので注意。

カメラ:値段相応

iplay 70 mini proで撮影

前面5MP/背面13MPというスペックですが、これもあくまで“記録用”と割り切った方がよさそう。明るい場所でのカジュアルな撮影には使えるものの、期待しすぎるとがっかりするかも。

生体認証:顔認証搭載

設定アプリから顔認証を登録可能

発売直後は生体認証が非搭載でしたが、アプデで顔認証が実装されています。精度・スピード共に問題ないレベルですが、流石にマスクやサングラスをしていると弾かれる程度です。まあ正直タブレットはスマホレベルの頻度でつけたり消したりしないと思うので、ここはまあそこまで気にならないかと。

どんなユーザーに向いているか

Alldocube iPlay 70 mini proは、決して“全部入り”のパーフェクトタブレットではありませんが、何よりもコスパが良い。日常動作、ディスプレイ、持ち運びやすい軽さなど、基本的な部分がしっかりしているからこそ、多少の弱点には目をつぶれるという人も多いはず。

向いてる人
  • 通勤中にアニメや映画を観たい人
  • 電子書籍や軽めのゲームを快適に楽しみたい人
  • カーナビやサブ端末として活用したい人
向かない人
  • 音質にこだわりがあって、「いい音で聴きたい」人
  • 原神やスタレを最高画質でガッツリやりたい人
  • 長期のOSアップデートやサポートを重視する人

iPlay 70 mini proは、全部は求めないけど、コスパは絶対に譲れない人にこそ刺さる一台。割り切って選べば、きっと価格以上の満足感が返ってくるタブレットです。小型タブの選択肢としては、間違いなく「当たり」の部類だと思いますよ。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro タブレット8.4インチ MediaTek Dimensity MT8791 タブレット Android 15 90Hz高リフレッシュレート 4GLTE 1920×1200解像度 16GB+256GB+1TB拡張 6050mAh PD18W 6軸ジャイロ WiFi6 BT5.4 WidevineL1 タブレットアンドロイド

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