RE-UE4SSのインストール方法とクラッシュ対策【パルワールド】

ツール,パルワールド

Unreal Engine製のゲームでMODを動かす際に前提として必要になる「RE-UE4SS」のインストール方法についての記事です。Unreal Engine製であれば大抵のゲームで導入方法は同じはずですが、ここでは最近流行りの「パルワールド」を例に挙げて解説していきます。

この記事の内容は2024/2/9(V3.0.0)時点の情報を元に掲載しており、アップデートなどで実際の内容が変わる可能性があります。

RE-UE4SSについて

RE-UE4SSはUnreal Engine製のゲームでMODを動かす際に必要となるプログラムです。これ単体では何もしませんが、RE-UE4SSを必要とするMODと合わせて入れる事で正常に動作させる事が可能になります。

なお、Vortexで対応しているゲームであれば自動でインストールされている場合もあります。Vortexで該当タイトルを入れて最初から「UE4SS」が入っている場合はこの手順は不要です。直近だとパルワールドがそうですね。

導入方法

v2.x.xからバージョンアップする場合、xinput1_3.dllは不要なので削除してください

1. https://github.com/UE4SS-RE/RE-UE4SS にアクセス

2.右側のカラムにある「Release」から最新バージョンをクリック

3.開いたページの下の方にあるAssetsから「UE4SS_v◯.◯.◯.zip」をダウンロード
 ※◯の数字はバージョンによって変化するので最新版を落とせばOK

4.ダウンロードしたファイルを7-zipなどで解凍する

5.出てきたファイルを【\Palword\Pal\Binaries\Win64】にコピーする
※本当はChangelogとReadmeファイルは不要ですが丸ごと入れちゃっても良いです

他ゲームの場合は\ゲーム名\ゲーム名\Binaries\Win64のフォルダになるはず

6.完了!RE-UE4SSを必要とするMODを導入しましょう。

以下の記事でおすすめMODをまとめているのでぜひ。

パルワールドの既存データでクラッシュする場合

自環境だとRE-UE4SSを入れて既存のワールドデータをロードすると確定でクラッシュする問題が発生しましたが、以下の設定を変える事で正常に動くようになりました。あくまで治ったってだけなので、他に影響が出るかもしれません。参考までにどうぞ。

1.【Palworld\Pal\Binaries\Win64】にある「UE4SS-settings.ini」をメモ帳などで開く

2.[Debug]にある以下の3つの値を1にする
ConsoleEnabled = 1
GuiConsoleEnabled = 1
GuiConsoleVisible = 1

3.保存して完了

現状の最新版であるV3.0.0でもクラッシュしましたが、同じ対応で解決しました。数値を変更後も初回だけクラッシュしましたがそのままゲームを再起動してみたら動いたので、もし1回だけでクラッシュして諦めてる場合はもう1回起動に挑戦してみると良いかも。

GuiConsoleVisible = 1にするとコントローラーが反応しなくなる模様です。コメントで解決方法を頂いたので以下に記載しておきます

コメントで寄せられたクラッシュ・バグ対策

[Debug]の3項とも”0″にすることでも正常起動できました。

水月瑠璃さんより

【ゲームは動くがコントローラーが認識しない場合】

同じ症状が出ましたが、bUseUObjectArrayCacheの項目をtrueから falseに変更のみを行う別のクラッシュ対策があったらしく、それで無事に立ち上がって、コントローラーも使用出来ました。

匿名さんより

症状:
[Debug]の3項目を全て1にするとコントローラーが反応しない。
(正確にはGu1ConsoleVisibleを1にすると発生します。)

解決方法:
[Debug]のGraphicsAPTをdx11にする。
(UE4SSのホームページに[Current known issues & solutions:]として掲載されています。)

匿名さんより

ツール,パルワールド

Posted by popolog