今やオンラインゲームはPCだけのものではなく、スマホや携帯ゲーム機でどこでも気軽にできる存在になりました。
RPGやシューティング、カードゲーム等、大小様々なオンラインゲームが巷に溢れ、ちょっとやってみようかな~と気軽に始めることができる。素晴らしいことじゃないですか。
今回の記事はそんなカジュアルゲーマー向け・・・・・・ではありません。
ポチポチしてれば勝てるような軟弱なゲームなんぞやらん!!
複雑なスキルを使いこなし難しいギミックをクリアするのがゲームの醍醐味じゃ!!!
そんなガチゲーマー向けの多ボタンマウス紹介記事です。
多ボタンマウスの中でも比較される事の多いLogicool G600とRazer Naga Trinityの2つを比較します。
基本的な性能は同じなので、サイズや使いやすさ、追加機能の違いについて見ていきましょう。
そもそも多ボタンマウスって?何に使うの?
そもそも多ボタンマウスを知らずにこのページに飛んでくる方はいない・・・と思いますが、念の為解説いたしましょう。
結局何がいいんだよ!?って方は読み飛ばして大丈夫です。
まず多ボタンマウスとは、マウスの主要なボタン(右、左クリック等)以外に複数のボタンがついたマウスを指します。
ボタンの数は様々で、側面に2つボタンのついたものから、テンキーのような12ボタンがくっついてる物まで売られています。
作業の効率化を求めて使っても良いですが、数が多くなればなるほどゲーム向けの傾向が強く、カスタマイズ性も高くなっています。
今回はその中でもMMO/MOBAゲームに特化した12ボタンタイプの代表的な2商品を購入したので、結局どっちがいいの?って方向けな解説となっております。
使いこなすにはかなりの慣れが必要ですが、一度慣れてしまえば様々な操作を簡単に行う事ができるようになるため、個人的にはMMOゲーマー必携のデバイスです!!!(断言)
興味があれば店頭で触ってみるのも重要ですが、使いづらいなあ・・・と思って購入を戸惑うと思います。絶対。
正直こればっかりは慣れがかなり重要なので思い切って買ってしまいましょう。
※使いこなせなくても責任は取りません
Logicool G600 Gシフト機能で圧倒的ボタン数を誇る大型マウス
値段も比較的安価で手に入りやすく、先ずオススメされることが多い王道マウスです。多ボタンマウスといえばコレ!
メーカー公式値は【本体サイズ (奥行x横x高さ)mm : 118 x 75 x 41】となっており、今まで小さめのマウスを使っていた方にとってはかなりのサイズです。
僕は基本的に大きめのマウスを使っていますが、それでも未だにデカイなと思います。
マウスを摘むように持つのではなく、手で覆う形で使うのがオススメ。
摘み持ちをオススメしている方も居ますが、後述するGシフトが押しづらくなるので結果的に覆うような持ち方になります。
手が小さめな方は慣れるまで苦労するかもしれません。
サイドボタンに関しては親指にフィットするようにそれぞれ傾斜が付けられており、触っただけで大体どのボタンかわかるようになっています。
また中央の2ボタン(G13,G16)にはキーボードのFとJのような突起がついているのもわかりやすいポイント。
初めのうちは大きさも相まって手前側のキーが押しづらいと思いますが、慣れです。
なぜこの大きさになったかと言うと、Gシフトの存在が影響しています。
Gシフトとは!!!!
Gシフトボタンにより、割り当てなカスタム アクションの数が倍増。デフォルト設定では、Gシフトボタンを押すと各Gキーの副次機能が有効になります。Gシフトボタンの設定を変更すれば、精密なカーソル操作をしたいときに一時的にDPI設定を切り替えることも可能です。
薬指の位置にあるGシフトボタン(右クリックみたいな感じ)を押している間だけ、テンキーに別の機能を割り当てることができるのです。
簡単に言うと
サイドボタン(12個)+Gシフト(12個)=24個のボタンを親指だけで操作できる!!
すごくないですかこれ?すごいですよね?
このGシフトボタンをつけるために薬指の部分が大きく出っ張る形になり、横幅が大きくなってしまってます。
また重量も133gとそこそこ重くなっていますが、内部の重りを取ることによって軽量化が可能です。
裏面のゴムを引っ剥がしてドライバーで少し解体するくらいですので、結構簡単です。
やり方に関してはぐぐればすぐ出てくるかと思うので、そちらをご参照ください。
まとめると
- 他のマウスに比べサイズがかなり大きい
- Gシフト機能によりサイドボタンの数が倍
- 重量はそこそこあるが、重りを取ることによって軽量化が可能(※解体必須)
Razer Naga Trinity サイドプレート切り替えで様々なゲームに対応
ゲーミングデバイスで有名なRazerの多ボタンマウスです。
僕自身もRazer製キーボードや左手デバイス、ヘッドセットを使っており、Trinityを使っているときは全デバイスがRazer製になる程度には信者です。
サイズは【本体サイズ (奥行x幅x高さ)mm : 119 x 74 x 43】で、公式値としてはG600と殆ど変わりません。
しかし持ってみるとわかりますが、こちらにはGシフトが付いていない分右側面に傾斜がつけられており、一般的なマウスに近い感覚で扱うことができます。
またG600に比べると値段が跳ね上がっており、少し手が出しづらくなってますね。
というのも、サイドプレートの付け替えによって2ボタン~12ボタンに対応可能なところが多少値段に反映されてきていると思います。あとはブランド料かな。
Naga Trinityは元々NagaとNaga Hexの2つに分かれていたものが、サイドパネルを付け替えることによって一つに生まれ変わったのがTrinityです。
最初から2ボタン、7ボタン、12ボタンの3つのサイドプレートが付属しており、MMOだけでなくMOBAやFPSにも対応できる一台三役の超多機能マウスになっています。
サイドプレートの付け替えも非常に簡単で、マグネット着脱式なので引っこ抜いてくっつけるだけで切り替わります。
12ボタンはG600と比べるとなめらかな印象で、こちらもそれぞれ傾斜を付けて押し間違えを防いでいます。
押すのが難しい手前側のボタンに関しては、こちらのほうが押しやすいかなといったところ。
加えてRazerお得意の細部までカスタマイズ可能なライティング機能により、自分の思い通りに光らせることができます。
重量に関しては120gで少し軽めになっています。マウスとしては重い方なのには代わりありませんが。
こちらはG600に比べて重りの取り外しは出来ないようになっています。
- G600に比べて一般的なマウスに近い感覚
- サイドプレートの付け替えで3種類のボタン数に変更可能
- 値段が割高
結局どっちがいいの?
Logicool G600 | Razer Naga Trinity | |
サイズ | 縦:118mm 横:75mm 高さ:41mm |
縦:119mm 横:74mm 高さ:43mm |
重量 | 133g(マウスのみ) | 120g(マウスのみ) |
好きな方を買ってくれとしか言えませんが、個人的にはLogicool G600をオススメします。
Gシフトによるボタン数と重りが取り外し可能な点がオススメする理由です。
スキルが多いからといって仕方なく押しづらい場所に配置すると押し間違いが発生して元も子もありません。
その点右手だけで24個ものスキルを無理なく扱えるG600はプレイヤースキルの向上に直結するといっても過言ではありません。
欠点だった重さも重りを取り除けば110g前後までは軽量化可能ですので、取り除いた今では殆ど気にならなくなっています。Trinityの方が重く感じるくらい。
しかしTrinityがダメという訳ではありません。MMO用マウスとして非常に完成されており、Razerファンであれば買っても全く損は無いでしょう。
僕もFF14ではG600を使っていますが、それ以外のFPSやMOBAをプレイする際は2ボタンか7ボタンのプレートを付けたTrinityを愛用しています。
それぞれ特徴的な機能を持ったマウスですので、是非使ってみてください。
貴方のゲームライフが少しでも快適になりますように。
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